革財布を小型に替えて7か月経ちました

革って良いね

・長財布から小さい革財布へ

僕はここ8年くらい、ずーと長財布を愛用してきました。革好きなので高級ブランド品ではなく、革質の良さや手触りの心地よさ、そして、存在感の高いというものを選んできました。

長財布の中でもラウンドファスナー型が好きだったので、収納性が高くカードや免許証、保険証など現金以外のものも沢山持ち歩けて便利でした。

・初めて購入したのは、ココマイスターのポンテマットーネシリーズのブラックです。

使っていると光沢と透明感がググっと高まっていくので、持っている喜びが感じられる財布です。手触りは、指に適度に吸着感のあるしっとりした感じです。ファスナーの引手が酷使されるので切れてしまいましたが、ココマイスターのサポートで無償修理していただけました。企業の姿勢も一流だと感じました。

・次に所有したのが、ポーターのイングランドブライドルレザーを使ったラウンドファスナー型財布です。使い始めは、全体にブルーム(オイルを浸み込ませたレザーで蝋の成分が白く表面に浮き出たもの)に覆われていましたが、1週間程度で馴染み、浸透して消えてしまいました。その分、深い艶が出てきました。(色はネイビー)

僕は財布をパンツのポケットに入れない主義なのでバックに入れているのですが、中のものにあたって凹み傷が目立ってきました。自分的には、キズは味わいだと思っているので気にしませんしお手入れ次第で風合いに変化します(今後お手入れしていこうと思います。)

ある日バックをレザーサコッシュ的な軽いものに替えたら、財布の大きさや重量とのバランスが悪くなり、使いずらさを感じるようになりました。身軽なバックに大収納量の財布は合わない!これがきっかけで、小型財布を探し始めました。

最初に惹かれたのが、コードバン素材のGANZOコンパクトジップウォレット!シェルコードバンは、とても希少でデリケートな素材。初めての小型財布なのでコストパフォーマンスの良い土屋鞄製所のハンディLファスナー財布に決まました。

・土屋鞄製造所 DiarioハンディLファスナーを7か月使って

まず始めは、持ち歩く物の厳選です。今まで、大収納に任せて必要のないものまで持ち歩いていました。それを、必要最低限に減らしました。

クレジットカード2種、ポイントカード3種、タイムズ、クロネコなどいつも使うカード2種、保険証、免許証、自動車保険カードに絞りました。

お札は、2つ折りにして見やすく取りやすい。

最近、あまり使わないけど貨幣もそこそこ入ります。

コイン入れが仕切りとなって、両側に収納スペースがあります。紙幣を分けても良し、カードや名刺、領収書の一時入れにしても良し、使い方が広がります。

僕の普段は、こんな感じです。

 

L字ファスナーで反対側にマチがついています。なので、入れ易いし取りやすい。

 補強できっちり縫ってあるので、丈夫です。

 引手も同素材のレザーを使っています。

いい感じの風合いが出てきました。色は飴色味が強くなってきました。立体的な艶の強弱も加わり、小さくても存在感が出てきています。

小型財布の収納力に不安がありましたが、7か月使って不自由を感じたことはありませんでした。如何に今まで不要なものを持ち歩いていたんだろうと痛感しています。

・まとめ

一番変わったのは生活習慣です。その日、訪れそうな場所に合わせてクレジットカードやポイントカードを入れ替える習慣がつきました。すると毎日、財布と向き合う時間ができます。持ち金の把握、領収種の整理、不要なポイントカードの整理など、お金の収納場所である財布という空間に敬意を払えるようになりました。

お金に嫌われると散財するといわれています。嫌われないように、お財布を愛し、お金を大切にしたいと思います。

By silvergecko

*上記内容は、筆者の個人的な感想です。参考としてご覧ください。

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